淡路の蛸刺し、蛸の天ぷら
日中は汗ばむ陽気でも、日が落ちるとやはりもう肌寒く、鍋であたたまろうか、と新宿をうろうろ。
「海鮮個室ダイニング 淡路島と喰らえ」靖国通り店を訪れました。
実は、看板の「淡路島と」を「淡路鳥を」と見間違えまして、「淡路鳥という銘柄があるのね、鶏の水炊き食べたいな」と入店したのでした。(「海鮮個室」はみていなかった)
入ってみれば、海鮮がおすすめのお店。
鍋も数種あることを確認後、まずは海鮮を楽しむことに。
お通しは、豚肉を柚子胡椒風味に和えたもの。
貝割れ・茗荷・玉葱。
玉葱は、その後のいろんなメニューにさりげなく使われていた、淡路島の玉葱かと。
豚肉も、おそらく特産の猪豚と思われます。
はじめに「ざる見せ」があり、美しい太刀魚に心惹かれましたが、色々試したかったので、スタンダードメニューをいただくことにしました。
鯛の肝和え
お酒に合います。
(酒盗和え、といった感じでした)
淡路の蛸刺し
酢橘と藻塩で。たまにわさびを効かせつつ。
この食べ方、いいですね。
生湯葉とトマトのヘルシーサラダ
玉葱たっぷりに、サニーレタス、紫キャベツ、ブロッコリー。
ビールから日本酒に切り替えて。
淡路島の「都美人」の辛口と、北前船風。
鯛皮ポン酢
こりこりさっぱり。
淡路猪豚と旬菜のステーキ
こちらのソースも玉葱たっぷり。
そして、当初の目当ての鍋は、寄せ鍋を一人前頼みました。
二人前からのお店が多いので、一人前から頼めるのは、色々食べたい派にはありがたい。
蛸や鯛、たらこなど、海鮮いろいろ。
塩味が強めだったのは、その後のお雑炊のためでしょうか。
もう少し薄味にして、スープまでいただけるようにしてもらえると嬉しい。
撮り忘れましたが、蛸の天ぷらも。
蛸と同量程度、玉葱の天ぷらも盛りつけられていました。
焼酎は変わったものを扱っていて、「淡路のひだまり」という玉葱で仕込んだものや、山芋焼酎などを楽しみました。
ソフトドリンクにびわの葉茶があり、焼酎を割ることもできます。
外食には「家庭では食べないもの、作りにくいもの」を求めますが、
こちらのように、特定の地の食材を推すお店は、その意味で満足させてくれ、
一見で入っても、そうはずれのない選択肢かな、と思いました。