大晦日のふくちり
年が改まってすでに二週間近く。
年末年始の忙しさに加え、胃腸風邪で寝付いたりして、
すっかり間が空いてしまいました。
新年最初の記事から昨年のことを振り返るのもなにかな、と思ったのですが、
今年への願いを込めていただいた大晦日のふくちりを、記録しておくことにします。
夫の家では、年越し蕎麦は除夜の鐘を聴きながら食べる習慣だというので、
夕飯は来年が福に満ちた年になるよう、ふくちりにしました。
(語感から「散ってしまう?」と不安になりましたが、「福をたくさん散りばめる」
と取ることにしました(笑))
見るからにぷりっとしています。
出汁はふぐのアラと昆布。
まずは、他の具材を入れる前にしゃぶしゃぶして楽しみました。
歯ごたえと旨味に「さすがふぐ!」
すだちポン酢でいただきました。
一通り味わったところで、椎茸、水菜、白菜を追加。
そして野菜の旨味も加わった出汁で、またしゃぶしゃぶ。
昆布や椎茸の軸も一緒に食べてしまいます。
他に、いつものごぼうとトマト、パセリのサラダ。
あとは、ありがたいことに頂き物ばかりの食卓になりました。
友人のお母様お手製、百合根の甘煮。
百合根自体も家庭菜園でお作りになったものだそう。
義両親からの差し入れ、串揚げ。
ささ身チーズ、帆立など。
同じく、忠治漬。
忠治漬、初めて聞きました。瓜入りのわさび漬で、
国定忠治ゆかりの地、群馬の名物のようです。
日本酒が進みます。
「ふく」に、「百合」、頂き物。
なんとなく良い予感で、一年を締めくくりました。
・・・この二日後の大風邪は、厄落としととることにします(笑)。